サーフィンの歴史や知っておかなければ大変なことになるルールやマナー。

サーフィンの歴史

 サーフィンの歴史は古く西暦400年にタヒチのポリネシア人によってその原型は始められたとされています。

 古代ポリネシア人は高度な航海術に長けており、タヒチの珊瑚礁によって生まれる高い波を乗り越えて漁にいくことで生活していました。その漁の帰りに珊瑚礁のアウトサイドから転覆しないよう、舟を波に乗せていたとされています。生活の知恵ってやつです。つまり、サーフィンの原型は漁だったんですね。なぜこのように歴史を紐解くことができるのかと言うと・・・


 ハワイやタヒチでバナナの木などの硬い木で作ったサーフボードでサーフィンを楽しんでいたのを、1778年に島を訪れた探険家キャプテン・ジェームス・クックの航海日誌によって西洋に伝えられたからなんですね。どの文献を見てもだいたいこんなかんじで書いてあります。その後、ハワイでは西洋文化の流入や宗教的理由によりサーフィン文化は一時的に後退してしまいます。残念・・・★

 でも☆その後、20世紀初頭に再びサーフィンが復活し、国民的なスポーツになったとされています。

 1912年のストックホルムオリンピックの100m自由形の金メダリストのデューク パオア カハナモクはハワイの親善大使としてアメリカ全土やオーストラリアなどに招かれた際に、各地にサーフィンを伝えたそうです。デュークは『近代サーフィンの父』と呼ばれ、ハワイとオーストラリアの海岸には彼の偉業を称えて銅像が建てられているそうです。知ってますか?オーストラリアでは夕方のスポーツニュースでサーフィンのコーナーがあるんですよ。


 さてさて日本でのサーフィンの歴史は、1960年頃に湘南や千葉らへんで在日アメリカ人によって紹介されたとされています。

 1965年には鴨川海岸で日本初の第一回サーフィン選手権大会が開かれ、その後日本サーフィン連盟なるものが結成されて全国に拡がり、今日のサーフィンブームになっているみたいです。

 サーフィン(波乗り)は自然を相手にするスポーツで、自分の力量を知り、その限界のラインで自然と遊ぶスポーツです。サーファーが10人いれば10通りの今日の一番があり、楽しみ方もほんとに様々。人類の叡智を集めたシステムで波を測って最新の機材で挑む。そんな人たちがいるかと思えば、極寒の地で毎日休まずライディングを繰り返すおやじさんがいたり。自然が創りだす波のカタチは毎回毎回変化し、その度に自分の技術と判断が要求される、一度やったらやめられないスポーツだと言えます。

 競技サーフィンでもフリーサーフィンでも楽しいよ♪

サーフィンにも勿論ありますルールとマナー。

サーフィンのルール

サーフィン写真

 世界中どこに行っても共通で唯一のルールが存在します。

『 ピーク優先 』

 左の写真では右から左へと波が割れていくので、一番右の人が優先です。彼が乗り始めたら波から降りましょう。ぶつかったら危険ですから。彼が波に乗り切れなかったり失敗したりすると、問題なく波に乗って楽しみます。ただ、左の写真くらい隣との間隔が空いていて同じような技術同士なら追いつくことないので波に乗ることも可能ですが、怒る人は怒りますね。どうせ乗れないだろうと見られているのと同じですから。


 一見して、えっ!?となりがちだが、これ以外にはありません。しかし、これはあくまでも原則!テイクオフする技術のないときやサーフポイントの地元のサーファーたちと同等とはいきません。

 要約すると波がカールする(割れる)部分(トップ)に近いサーファー、もしくは先に立ったサーファーに優先権があります。

 このゴールデンルールが基本になって全て決まっています。


 1ウェーブ・1パーソンが基本なんですが、そのサーフスポットの地形やうねりによっては左右に割れるところもありますので、その場合、1ウェーブ・2パーソンってことになりますね。

 どんな季節、天候、時刻、うねりだろうと絶対に右(左)にしか割れないポイントとかもあるのでポイントによって好き嫌いが出てくるんです。

サーフィンのマナー

● ドロップインはマナー違反 ●

 すでにライディングしている波にテイクオフしてしまうことは、キケンを伴うので絶対にしてはいけません。初心者・上級者に関わらずドロップインしてしまったときはすぐに謝りましょう。俗に前乗りともいいます。

● ビーチクリーンを心がけよう ●

 海を初め自然を愛するサーファーにとってゴミを出さないことは基本中の基本。みんながゴミを出さなければ、誰も掃除もしなくてすむはず。しかし、海は川上や他の大陸からいろいろなゴミが漂流してくる。誰も怪我などしないように積極的に拾ってキレイにしてあげましょう。敬意の念を持って自然と一緒になる瞬間を楽しみましょう。

● 大好きな人がいても両手をふってはいけない ●

 ライフセービングの世界では両手を頭の上で大きくふると助けを求めるサインになります。間違っても両手をふらないようにしましょう。


 他にも状況によっていろいろありますが、以上を守ればいつでもどこでもサーフィンができますよ。